浮気しやすい人には共通する特徴がある
「なぜあの人は浮気をするのか?」——裏切られた側にとって、これほど理解しがたいことはありません。
実は、心理学の研究によると浮気をしやすい人にはいくつかの共通する性格特性があることがわかっています。この記事では、浮気をする人の特徴を心理学の視点から解説します。
【性格面】浮気しやすい人の特徴
1. 承認欲求が強い
「誰かに認められたい」「モテていたい」という欲求が強い人は、パートナーだけでは満足できず、複数の異性からの関心を求めやすい傾向があります。SNSで「いいね」の数を気にするタイプにも多いです。
ここでいう承認欲求とは、「誰かに認められていないと自分の価値を感じにくい」傾向を指します。仕事で成果を出したい、人に頼られたい——それ自体は前向きな力にもなります。
問題になるのは、その満たし方が家庭の外にだけ向いているときです。家では褒められる機会が減り、外では新鮮に扱われる。この落差が続くと、外側の関係のほうに重心が移っていきます。逆に言えば、家庭内で認め合う言葉が交わされている関係では、この特徴は表に出にくくなります。
2. 刺激を求める性格
心理学で「刺激追求性」と呼ばれる性格特性が高い人は、安定した関係に退屈を感じやすく、新しい刺激として浮気に走りやすいことがわかっています。
新しいことに惹かれやすい、同じ毎日が続くと落ち着かない。こうした気質は、趣味や仕事の面では長所として働くことも多いものです。
結婚生活は、良くも悪くも繰り返しの上に成り立っています。刺激を求める傾向が強い人ほど、その繰り返しを退屈と感じやすい。ただし刺激を求めること自体が浮気に直結するわけではありません。同じ気質を、資格の勉強や新しい趣味に向けている人も大勢います。向かう先がどこかが分かれ目です。
3. 自己中心的な考え方をする
自分の欲求を最優先し、パートナーの気持ちを軽視する傾向がある人は、罪悪感を感じにくく浮気のハードルが低くなります。
自分の都合を優先し、相手がどう感じるかの想像が働きにくい。この傾向がある場合、浮気そのものより発覚した後の対応に特徴が出ます。
謝罪より言い訳が先に立つ、責任の一部をこちらに求める、「お前も悪い」という形に話をずらす。この反応が出るかどうかは、その後に関係を立て直せるかどうかを見極める材料にもなります。
4. 嘘をつくのが上手い
日常的に小さな嘘をつくことに抵抗がない人は、浮気を隠し通す能力も高くなります。「嘘も方便」が口癖の人は要注意です。
普段から小さな嘘に抵抗がない人は、大きな嘘への心理的な段差も小さくなります。「バレなければいい」という考え方が習慣として定着しているためです。
気をつけたいのは、嘘が上手い人ほど、あなたの直感が働きにくいという点です。態度から見抜こうとしても手がかりが得られないので、給与明細や走行距離、カード明細といった本人の説明とは無関係に残る記録のほうが、はるかに役に立ちます。
5. 寂しがり屋
常に誰かとつながっていたいタイプの人は、パートナーが忙しいときに他の異性に寂しさを埋めてもらおうとする傾向があります。
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ひとりの時間に耐えにくく、常に誰かとつながっていたい。この傾向は、単身赴任、夜勤、すれ違いの生活といった物理的に距離が空く状況で表面化しやすくなります。
この場合、相手に強い恋愛感情があるとは限らず、寂しさを埋める相手として関係が始まっていることもあります。だからといって責任が軽くなるわけではありませんが、再構築を考える場合には、この違いが判断材料になることがあります。
📌 このセクションのまとめ
性格の傾向は、あくまで確率を上げる要素であって原因ではありません。同じ気質を持ちながら、まったく別の方向に向けている人も大勢います。ここで挙げた特徴が当てはまるからといって、それだけで疑うのはあなた自身を消耗させるだけです。
【環境・状況面】浮気しやすい人の特徴
6. 異性の友人が多い
異性の友人が多いこと自体は問題ありませんが、二人きりで頻繁に会う関係がある場合、そこから浮気に発展するリスクは高まります。
異性の友人が多いこと自体は、まったく問題のない交友関係です。職種によっては、そうならざるを得ない環境もあります。
見るべきなのは人数ではなく、その関係があなたに開かれているかです。名前も存在も普通に話に出てくる相手なら、隠す理由がありません。一方で、特定の相手についてだけ話題を避ける、関係を尋ねると答えが曖昧になる場合は、関係の性質が他と違っている可能性があります。
7. 飲み会や社交の場が多い
お酒の席での出会いは浮気のきっかけになりやすいです。頻繁に飲み会がある職場環境や交友関係は、浮気の温床になることがあります。
機会が多ければ、それだけ接点も増えます。営業職や接待の多い職種で浮気の相談が多いのは、性格というより環境が持つ確率の問題です。
ここで有効なのは、回数を責めることではなく、飲み会の頻度と支出の記録を淡々と残しておくことです。「月に何回、いくら」という数字は、あとで話し合う場面で感情に流されない共通の土台になります。
8. 過去に浮気経験がある
心理学の研究では、一度浮気をした人が再び浮気をする確率は約3倍高いとされています。浮気のハードルが一度下がると、繰り返しやすくなるのです。
「一度あることは二度ある」という言い方をよく聞きますが、この点について信頼できる統計を見つけることはできませんでした。再発率を具体的な数字で示す記事もありますが、出典が確認できないものが多いのが実情です。
確実に言えるのは、一度目のときに何が起きたか——本人が事実を認めたのか、どう謝罪したのか、関係を立て直すために何を変えたのか——そのプロセスの中身のほうが、単に経験の有無より意味を持つということです。
9. 結婚生活への不満がある
パートナーとのコミュニケーション不足やセックスレスなど、関係に不満を抱えている人は浮気に走りやすくなります。ただし、これは浮気の「言い訳」であり、正当化はできません。
不満があること自体は、どの夫婦にもあります。問題は不満の有無ではなく、それが言葉にされているかどうかです。
言葉にされない不満は、相手に伝わらないまま蓄積します。その状態が長く続くと、家庭の外に理解者を求める理由づけとして働くことがあります。ただし、これは浮気を正当化する理屈ではありません。不満があるなら伝える、伝えても変わらないなら話し合う——その手順を飛ばした選択の責任は、選んだ側にあります。
10. SNSやマッチングアプリに抵抗がない
出会いのツールが身近にあると、浮気のきっかけも増えます。既婚者でもマッチングアプリを使う人は少なくないのが現実です。
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スマートフォンの普及で、出会いのきっかけは以前より格段に増えました。既婚者であることを隠したまま登録できるサービスも存在します。
とはいえ、SNSを日常的に使う人が全員そうなるわけではありません。注目すべきは利用の有無ではなく、隠し方です。アカウントの存在を家族に伏せている、あなたをブロックしている、通知だけ切ってある——こうした「見せない工夫」が積み重なっているかどうかを見てください。
📌 このセクションのまとめ
環境要因は、性格よりも接点の多さという形で影響します。見るべきは回数や人数ではなく、その関係があなたに開かれているかどうか。隠す必要のない関係は、普通に話題に出てくるものです。
浮気しやすい人への対処法
パートナーに上記の特徴が当てはまるからといって、必ず浮気するわけではありません。しかし、リスクが高いことは事実です。
大切なのは以下の3点です。
- 日頃のコミュニケーションを大切にする
- 異変に気づいたら冷静に対処する
- 必要に応じて専門家の力を借りる
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📌 このセクションのまとめ
相手を変えようとするより、記録を残すほうが現実的です。性格は簡単には変わりませんが、記録は確実に積み上がります。
「心理学的に」と書かれた情報の読み方
浮気と性格の関係については、断定的な説明を見かけることが多い分野です。ただ、この記事を書くにあたって調べた範囲では、日本国内で「この性格の人は何%が浮気する」といった形で信頼できる統計を示せる資料は見つかりませんでした。
数字が出ている記事でも出典を確認する
「浮気する人の◯%に共通」といった数字を見かけたら、その出典が示されているかを確認してください。調査主体、調査年、対象人数が書かれていないものは、目安としても扱いにくいのが実情です。
特徴はあくまで傾向であって断定材料ではない
この記事で挙げた10項目も、実際の相談現場で語られることの多い傾向をまとめたものです。当てはまる人が必ずそうなるわけではなく、当てはまらない人が絶対にしないわけでもありません。「疑うきっかけ」ではなく「もし他のサインと重なったら注意する」程度の使い方が現実的です。
相手を性格で判断すると、確認が遅れる
「あの人はそういう性格じゃないから」という思い込みは、実際のサインを見落とす原因になります。逆に「当てはまるから怪しい」と決めつければ、根拠のない疑いで関係を壊しかねません。どちらの方向にも、性格論は判断を鈍らせます。
特徴が当てはまったとき、何をすべきか
まず「事実」と「印象」を分けて書き出す
紙を用意して、左側に事実(帰宅時刻、支出、行き先)、右側に印象(そう感じた理由)を分けて書いてみてください。書き出すと、多くの場合は左側が驚くほど少ないことに気づきます。それが今のあなたの手持ちの材料です。
記録を2週間続けてから判断する
1日や2日の観察では、たまたまなのか継続なのかが分かりません。2週間続ければ、パターンとして定着しているかどうかが見えてきます。焦って動くより、この2週間のほうが結果的に近道になります。
性格を責める形で切り出さない
「あなたはそういう人だから」という切り出し方は、相手を守りの姿勢にさせるだけです。話すのであれば、性格ではなく具体的な事実(この日の帰りが遅かった、この支出は何か)に絞ってください。
よくある質問(FAQ)
Q. 特徴が何個当てはまったら危険ですか?
個数で線を引くことはできません。この10項目は性格や環境の傾向であって、行動の証拠ではないためです。実際に判断材料になるのは、帰宅時刻や支出といった具体的な変化のほうです。
Q. 浮気しやすい性格の人と結婚してしまったら諦めるしかないですか?
そんなことはありません。ここで挙げた特徴の多くは、家庭内で満たされているかどうかで表れ方が変わります。ただし、それはあなたが一方的に努力する話ではなく、双方が向き合うべき課題です。
Q. 過去に浮気した人は、また繰り返しますか?
再発率について、出典の確認できる統計は見つけられませんでした。参考になるのは数字より、一度目のときに本人が事実を認めたか、何を変えたかというプロセスの中身です。
Q. 相手の性格を変えることはできますか?
他人の性格を外から変えるのは、現実的には難しいと考えたほうがよいでしょう。変えられるのは、あなたが何を記録し、どこで線を引くかという自分側の対応です。
性格ではなく、事実で判断するために
「浮気されやすい人の特徴」という言い方について
浮気する側の特徴を扱う記事の隣には、必ずと言っていいほど「浮気されやすい人の特徴」という記事が並んでいます。ただ、この枠組みには注意が必要です。
された側に理由を求める構造になりやすい
「家事を手抜きしていた」「干渉しすぎた」「関心を向けなかった」——こうした説明は、読む人に「自分にも落ち度があったのでは」と思わせます。しかし、不満があったとしても、それを相手に伝えて話し合うという手順を飛ばして外に相手を作った選択の責任は、選んだ側にあります。
関係の課題と、行為の責任は別
夫婦の関係に課題があったこと自体は、事実として存在する場合があります。会話が減っていた、すれ違いが続いていた。それを見つめ直すことには意味があります。ただし、それは「だから浮気されても仕方ない」という話とは別のものです。この2つを混ぜないでください。
自分を責める思考が続くときは
眠れない、食欲が落ちた、涙が止まらない。こうした状態が2週間以上続くなら、自治体の相談窓口や心療内科など、専門の窓口に一度話してみてください。厚生労働省が案内している「こころの健康相談統一ダイヤル」など、無料で使える窓口もあります。
特徴が当てはまらないのに疑いが消えないとき
直感を否定する必要はない
ここに挙げた10項目のどれにも当てはまらないのに違和感が消えない、というケースもあります。長く一緒に暮らしている人の感覚は、言葉にできない差異を拾っていることがあります。それを「気のせい」と片づける必要はありません。
ただし直感は証拠にならない
一方で、直感そのものは慰謝料請求の材料にはなりません。直感を出発点にして、日付のある記録に変えていく作業が必要です。記録に変わった時点で、それは第三者に説明できるものになります。
2週間の記録で判断する
帰宅時刻、支出、外出の理由。この3つを2週間書き続けてください。それでも何も出てこなければ、疑いは薄いと考える根拠になります。何かが出てくれば、次に進む根拠になります。どちらに転んでも、あなたの中のモヤモヤは減ります。
10の特徴と、実際の相談現場で語られることのずれ
特徴をまとめた記事は数多くありますが、実際に相談の場で語られる内容は、もう少し具体的で個別的です。ここでは、リストからこぼれ落ちやすい点を補っておきます。
「きっかけ」は多くの場合ささいなもの
性格の話をすると、いかにも強い動機があったように見えます。しかし実際には、職場の席替え、部署の異動、子どもの学校行事で顔を合わせた——そうした偶然の接点から始まっている例が少なくありません。性格は土壌であって、種をまくのは環境です。
本人が「浮気だと思っていない」ことがある
相談の場では「食事をしただけ」「相談に乗ってもらっていただけ」という説明がよく出てきます。本人の中で線引きが曖昧なまま関係が進んでいることがあり、この場合は特徴のリストと一致しない振る舞いになります。隠す意識が薄いぶん、痕跡が残りやすいという側面もあります。
長く続いているほど生活に溶け込む
始まったばかりの時期は不自然さが目立ちますが、年単位で続くと、それが日常のリズムとして固定されます。この段階では「急に変わった」というサインが出ないため、かえって気づきにくくなります。長年の習慣として受け入れていたことを、一度疑ってみる視点が必要になる場合があります。
特徴が当てはまらない人ほど発覚が遅れる
真面目、几帳面、家庭的。こうした評価を受けている人ほど、周囲も本人も「そんなはずはない」と考えます。その思い込みが、確認を先送りさせる要因になります。性格による判断が危ういのは、この方向でも同じです。
誰に相談するかで得られるものが変わる
探偵事務所
事実関係を確かめる段階で使えます。届出番号を公開しているか、契約書と重要事項説明があるかを確認してください。相談だけなら無料の事務所が多くあります。
弁護士
慰謝料の見通し、離婚した場合の条件、財産や親権の扱い。法律上どうなるかを知りたいときはこちらです。各地の弁護士会の法律相談や、条件を満たせば法テラスの無料相談が使えます。
公的な相談窓口
自治体の女性相談窓口、配偶者暴力相談支援センター。生活の不安や安全面の心配がある場合、費用をかけずに相談できます。
身近な人
気持ちを支えてもらう相手としては大切ですが、情報が広がるリスクがあります。相手に伝わると警戒され、確認が難しくなります。話す相手は少人数に絞ってください。
この記事を読んだ後にできること
チェックリストとして使わない
10項目を相手に当てはめて点数をつける使い方は、あまりおすすめできません。当てはめた瞬間、あなたの目は「当てはまる証拠」ばかりを拾うようになります。人は一度仮説を持つと、それを支持する情報に目が向きやすくなるためです。
自分の違和感を言語化する材料として使う
「なんとなくおかしい」を「いつから、何が、どう変わったのか」に置き換えるための語彙として使ってください。言葉になれば、記録できます。記録できれば、後で誰かに説明できます。
期限を決めて区切る
疑いを抱えたまま何ヶ月も過ごすのは、心身の負担が大きくなります。「2週間記録して、何も出なければ一度考えるのをやめる」といった区切りを、先に決めておいてください。区切りがあると、その期間に集中できます。
相談前によく聞かれること
Q. 相手にバレずに調べられますか?
記録をつける、共有の家計の明細を確認する、公開されているSNSを見る。この範囲であれば、相手に気づかれる行為ではありません。問題になるのは、端末を勝手に見る、無断で位置情報機器を付けるといった踏み込んだ行動のほうです。
Q. 疑っていること自体が申し訳なく感じます
変化に気づいたのは、相手を見ていたからです。関心がなければ気づきません。疑いを持つこと自体を責める必要はありませんが、確かめないまま抱え続けるのは負担が大きくなります。区切りを決めて、その期間で判断してください。
Q. 特徴に当てはまるので問い詰めたいのですが
性格の話から入る追及は、相手を守りの姿勢にさせるだけで、事実にはたどり着きません。話すのであれば「この日の帰りが遅かった」といった具体的な事実に絞ってください。そして、その事実がまだ揃っていないなら、切り出すのは早すぎます。
Q. 相談すると依頼を強く勧められませんか?
探偵業者には契約前の重要事項説明と書面交付が義務づけられており、その場で契約を迫るような対応は本来望ましくありません。強引な勧誘を受けたと感じたら、その事務所は避けてください。複数から話を聞いて比べるのが安全です。
まとめ
浮気をする人には、承認欲求の高さや刺激追求性など心理学的な共通点があります。
パートナーの性格特性を理解することは、浮気を未然に防ぐ第一歩にもなります。もし浮気の疑いがある場合は、感情的にならず冷静に証拠を集めることが何より大切です。

